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「婚活」や「パラサイト・シングル」などの流行語を生んだ山田昌弘・中央大教授(52)(家族社会学)が26日、
「『婚活時代』をめぐって」と題し、姫路市本町のイーグレひめじで講演した。非婚化や晩婚化が進む背景を踏まえ、
「結婚が増えるためには男女の意識改革が必要」と説いた。(大島光貴)
国の男女共同参画週間(23~29日)に合わせ、同市男女共同参画推進センターが主催。約150人が聴き入った。
30代前半の未婚者は年々増え、2005年の国勢調査で男性47%、女性32%。うち9割は結婚の希望を持っているが、
山田教授は「夫は仕事、妻は家事、という考え方に若者も親もこだわり過ぎ。
それが結婚を少なくしている要因となっている」と指摘した。
講演では、時代背景についても解説。男性が正社員として働くのが当たり前だった20~30年前は収入も安定し、
女性は専業主婦として暮らせた。しかし、今では35歳以下の未婚男性の正社員率は7割程度という。
「若い男性が稼げる女性を好むようになる一方で、女性は依然、高収入の男性を求め、
専業主婦になりたいとの希望も強い」と山田教授。婚活が実を結ぶよう、
男性には「(相手に対し)自分も家事や育児をする、と伝えるべき」、
女性には「自分も働けば、相手の収入が高くなくても大丈夫だ」とアドバイスした。
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
「婚活には意識改革が必要」とアドバイスする山田昌弘教授=イーグレひめじ
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