10/06/26 10:00:18 0 BE:1920358087-PLT(12556)
次期戦闘機(FX)の選定作業を進めている防衛省は、来年度の防衛費にFX数機の
購入費を盛り込む方向で最終調整に入った。総額1兆円近い「巨大航空商戦」の入り口となる
機種選定には、米政府の意向や防衛産業の思惑が複雑に絡む。菅政権にとって
「第2の普天間問題」ともいえる難問となりそうだ。
候補機種は当初の6機種から、米国のF35(ロッキード・マーチン社)、
FA18E/F(ボーイング社)、欧州共同開発のユーロファイター(BAEシステムズ)の
3機種に絞り込まれた。
機種選定の基準となる要求性能を公表すれば、選定作業が本格化する。防衛省は
要求性能を3機種すべてに該当する「(レーダーに映りにくい)ステルス性を持つ
多目的戦闘機」とする方向だ。
世界一高価とされた準国産のF2戦闘機(約120億円)を上回る1機150億円前後の
超高額機となる見通し。数年かけて2個飛行隊分(約50機)を導入する。年末の
予算案決定までに機種が決まらない場合、予算枠だけ確保して機種決定を先送りする手法も
検討されている。
*+*+ 中日新聞 2010/06/26[10:00:18] +*+*
URLリンク(www.chunichi.co.jp)