【参院選】「選挙妨害」「日本人ならルールを守れ!!」  石原都知事・与謝野氏が民主党の鈴木文科副大臣ら白真勲陣営に激怒★4at NEWSPLUS
【参院選】「選挙妨害」「日本人ならルールを守れ!!」  石原都知事・与謝野氏が民主党の鈴木文科副大臣ら白真勲陣営に激怒★4 - 暇つぶし2ch94:名無しさん@十周年
10/06/25 02:35:38 0NJZ66LS0
黒シール事件

石原慎太郎と同じ選挙区に同党公認で新井将敬が立候補したが落選した。そしてこの選挙中、何者かが新井の選挙ポスターに
「1966年に北朝鮮から帰化」というシールを貼るという事件が起こった。それを指揮していたのは石原の公設第一秘書であることが判明した。
この公設第一秘書は大手ゼネコン鹿島建設の社員であったが、休職扱いで出向してきていた。第一公設秘書が指揮したとあれば、
当然公職立候補者である石原の指示があったかどうかが疑われる。結果として、
これは石原陣営が対立候補に選挙違反をした事件として、世間に知れ渡ることとなった。

同じ選挙区に立候補していた新井は東京大学を卒業後、新日本製鐵勤務を経て大蔵省に入省。キャリアとして出世街道を驀進していたが、
渡辺美智雄の誘いを受ける形で辞職し第37回衆議院議員総選挙に立候補した。

新井が黒シールを貼られた事にいち早く抗議したのは勧誘した渡辺である。発覚後は「彼は日本人だ!
日本人が立候補して何が悪い!」とインタビュアーの前で怒りをぶちまけた。
しかし、意外にも、黒シールを貼られた事に一番激怒していたのは民族派右翼の大物として知られた野村秋介であった。
右翼である一方で在日朝鮮人の人権向上に取り組んでいた野村は「日本民族の顔に泥を塗る破廉恥行為である!」と烈火のごとく怒り、
石原の反論を報道で知るや石原慎太郎事務所に押しかけ「全ての在日朝鮮人に土下座して謝れ!」と石原を怒鳴りつけた。
石原は「秘書が勝手にやった事」とした上で、「日本人は在日であるか否かを知る権利がある!」と正当性を主張したが、
保守系メディアも『週刊新潮』を別にして、選挙法違反であることもあり明確な擁護論を展開しなかった。
さらに、当時石原が派閥の領袖であったことから党内の信用も失墜するなど社会的非難をあびたため、石原は新井に謝罪した。
また、このことで、石原は、在日朝鮮人らから「在日コリアン排撃主義者」として非難されることとなり、憎悪の対象となった。
なお、事件はポスターに貼られたものであることから公職選挙法違反事件であり、石原の関与も問われたが、
公設第一秘書栗原俊記が逮捕されたのみで石原自身に捜査が及ぶことはなかった。


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