10/06/24 17:31:51 0
「水商売は給料がいい」-。こんなイメージを持ってる人は多いと思う。だけど、そんなのはごくごく一部の人の話だ。
水商売でそれなりの給料をもらうには相当な努力が必要で、ほとんどのキャバ嬢は
減収にあえぐサラリーマンと同様、苦労していると思って間違いない。
はっきり言って、仕事の対価としては割に合わないことのほうが多い。
銀座はまだましだ。楽ではないが、働いた分はキッチリ払ってくれる。
ところが、キャバクラのほうは最悪。キチンとしているところもあるかもしれないが、
金払いがかなり悪く、信用できないというのが、私の率直な印象だ。
では何が違うのか。時給自体は銀座が2500円で、キャバが2300円-と、
意外にもそう差はない。キャバだと、単純計算で21-25時の4時間勤務で9200円がもらえるはず。
ところが、これがそっくりそのまま懐に入るわけではない。ひどいピンハネがあるのだ。
まずは、送迎の車代やヘアセット代など厚生費の名目で、1回の出勤ごとに2300円が飛ぶ。
給与は月2回の手渡しが一般的。しかし、ここでも半月ごとの親睦費という名目で1000円が徴収される。
さらにロッカー代が半月で300円。学生バイトでロッカー代なんてなかったから、これには驚いた。
ここからさらに所得税まで引かれると、結局残るのは半分程度。5000円もあれば御の字だ。
ちなみに、銀座では、所得税以外に引かれるものはない。銀座には、ホステス専用の
ヘアサロンがあって私の店では毎回2000円セット代は自腹。
でも、やってもいないセット代を勝手にピンハネされるよりは全然ましだ。
またキャバの浴衣デー、チャイナドレスデーといったイベントで着る衣装ももちろん、
普段のドレスも自腹だ。日払い可能なのは5000円までで、当日に指名客を入れなければいけないという制約もある。
さらに店は、急減する売り上げを上げるため、「給料日に指名客をとれなければ給料は渡さない」
という妙なルールまで作ってきた。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
>>2以降に続く