10/06/24 10:09:15 DKC9305A0
楠見清・首都大学東京准教授
「ARTとはダメなものに接近するための方法。ここでのダメなものは合理性とか
利便性とかはたまた倫理性とか道徳性とか世の中一般の尺度と照合してダメと
されるもの。新しきもの・小さきもの・異質なものは世の中的には
全部ダメなものとされるが、ARTはそれを「美なるもの」としてすくい上げる。」
大嶋彰・滋賀大教授
「たしかに芸術は常識を超えるもので、自分と他者との境界を侵犯する行為です。
しかし、それは異質な他者を深く理解するために領域や感性を広げることが目的。
彼らの行為にはそうした理想が皆無で、芸術の存在価値も否定しています。
芸術教育全般の未熟さが、こうした問題を引き起こしたといえます」