10/06/24 13:59:36 B8Dl+RVj0
日本の政治システムを知っていれば、政治が貧困を救うなどということが
妄想であることなど容易に分かる。
国会議員、いわゆる政治家は、国民からの投票によって選ばれる。立候補について学歴は一切考慮されない。
省庁職員、いわゆる官僚は、半分が東大から選ばれる。エリート集団である。
すなわち、この選抜システムである限り、
どうあがいても政治家は官僚より優れた集団にはなりえない。
すなわち、国家システム構築は官僚にゆだねるしかないのである。
では政治家とはなんであろうか?
それは、「官僚が決めたことを追認する装置」であり、「予算振り分け装置」であり、
「国民のストレス発散の道具」である。
国民生活を豊かにする機能など、政治家は元々持ちえていないのだ。
つまり、どのような政治家を選ぼうが、国家システムの機軸が変わることはありえないし、
国民の生活水準が政治のみで豊かになることもありえない。
ではなぜ日本は一時期世界最強の経済大国になれたのであろうか?
それは、「国民が作り上げた」からだ。
経済大国の地位は、政治家が作ったわけでも、官僚が作ったわけでもない。「国民が作った」のである。
では日本が停滞している理由は?日本が衰退している理由は?
実に簡単だ。国民に原因があるのだ。
そのことに気づかなければ、いくら政治を変えようとしても無駄である。