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★お騒がせ首都大「ドブスを守る会」に別ターゲットも存在
首都大学東京システムデザイン学部4年の男子学生2人が、「ドブスを守る会」と
称して撮影した一般女性の動画を動画投稿サイトに公開していた問題で、学生らが
身体障害者の女性や高齢者も笑いのターゲットにしていたことが新たに分かった。
同大は原島文雄学長名の謝罪文をホームページに掲載したが、学生らは一連の活動を
「アート」と“曲解”していたフシもあり、そうだとすれば問題の根は深い。
だが、学生らの愚行はこれだけではなかった。仲間内で情報交換するサイトを通じ、
身体障害者の女性と健常者の女性の反応を比較することまで計画していたのだ。
「ドブス…」動画が発覚したため、計画は実行されなかったが、発覚しなければさらに
被害者が増えていたのは間違いない。
また学生らは経営難にあえぐ70代の男性洋品店主に対し、インタビューと称して
「今日の昼ご飯は?」「趣味は?」など無意味な質問を繰り返したあげく、
「ここ絶対つぶれますね」と吐き捨てる動画も撮影していた。
一体なぜ、彼らはこんな撮影を行ったのか。学生らは大学側の調査に、「不道徳なものから
生じるおかしみを追求することで、何かしらの表現ができると思った」と話しているという。
これについて、同大の関係者は次のように語る。
「学生たちが所属しているシステムデザイン学部のある教官は、ツイッターなどで
《嫌われることをする人を僕は信頼している。嫌われることをするのは芸術家の役割》
《倫理性とか道徳性とか世の中一般の尺度と照合してダメとされるもの。ARTはそれを
「美なるもの」としてすくい上げる》と公言しています。そうした風潮が学部内にあり、
学生たちは自らの行為をアートと勘違いしたのはないでしょうか」
この関係者によると、「ドブス…」動画の存在を知った同大の複数の女子学生は「サンプルを見たい」
などと学生らをあおっていた。また、学生らがかつて行った“ニセ街頭募金”には別の女子学生も参加し、
その動画を見た先の教官は「素晴らしい」と称賛していたという。(抜粋)
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