10/06/23 17:48:30 0
参院選の投票には行くつもりだ。菅直人首相が消費税の10%への引き上げに触れたのを見ると、民主党と今の自民党とは、
あまり変わらないように思う。「小泉さんのような人が出てくれればいいんじゃが。菅さんに期待するしかないのか」
この春卒業した大学・大学院生の就職内定率は88・4%。前年の春に比べ、2ポイント下がった。
来春、卒業する大学生や高校生の就職はさらに厳しいと言われている。
県と広島労働局が17日に開いた合同企業説明会には、大学生や専門学校生ら1264人が訪れた。昨年の1・5倍だ。
約1千人の求人があり、09年の840人より多いが、07、08両年の6割程度。個人消費が振るわず、
おもに女子学生を採用する販売の求人が落ち込んでいる。
広島市に住む大学院生の女性(23)は、2年前に就職しようとしたが、学んだ分野を生かせる先がなく、大学院に進んだ。
3月末から6社の試験を受けたが、内定はない。専門分野以外の会社も受けようと、会場に来た。
初めて臨んだ衆院選は、民主党に入れた。マニフェストはすべてが実現できるとは思えなかったが、
景気が上向くのではないかと期待はふくらんだ。「景気が悪いのは民主党だけのせいじゃないけど、やっぱり期待はずれ」。
参院選が終わるまでに、就職は決まっているだろうか。選択は迷っている。(諏訪和仁)
=終わり
◎メモ 小泉政権は2004年、規制緩和の一環で労働者派遣法を改正。製造現場への派遣を解禁し、
期間の上限も1年から3年に延ばした。民主党は昨夏の衆院選で、製造現場への派遣を原則的に禁止すると公約。
改正案を国会に提出したが、継続審議になった。09年度の派遣労働者数(速報版)は、
全国で230万人で前年度比42%減。09年6月1日現在で製造現場に派遣されたのは19万人。
前年度に比べ65%も減った。不況による製造業の大幅な減産のためだ。 (おわり)