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★若林Jr“世襲”は心外!「父とは別人格」
24日に公示される第22回参院選(7月11日投開票)には、大物参院議員のジュニアが出馬予定だ。
島根選挙区からは「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄元参院議員会長(76)の長男一彦氏(49)、
長野選挙区からは身代わり投票問題で辞職した若林正俊元農相(75)の長男健太氏(46)が、
いずれも自民党から立候補する。世襲批判が強い世論の中で、両者は全く違う風にさらされている。
「こういう取材は迷惑だ」。世襲批判について問うと、若林健太氏はそう言って気色ばんだ。
父の正俊氏は参院本会議の採決で隣席の青木幹雄氏の投票ボタンを代行し、4月に引責辞任。
閣僚の不祥事が起きるたびに代役となり「お助けマン」「ミスター・リリーフ」とも呼ばれた。
若林氏は正俊氏と同じ選挙区から出馬予定だが「地元の青年会議所の理事長として
県政を学んで、県連の公募も勝ち抜いた。世襲という意識は全くない」と語気を強める。
父の資金管理団体は引き継がないという。
慶応大在学中に公認会計士の資格を取り、91年に長野市に会計事務所を開設。
03年に長野青年会議所の理事長に就任。06年の長野県知事選では、
当時の田中康夫知事の県政に反対しようと立候補の動きを見せ、07年から正俊氏の秘書を務めた。
自民党長野県連はこうした経緯を踏まえ、書類審査、面接を経て昨年末に若林氏を公認候補に選んだ。
若林氏も2月から毎朝、駅前での演説を行い地道な努力を続けるが「若林の息子さん」と認識する県民もまだ多い。
正俊氏の身代わり投票問題に関しては当初、県連は「参院選への影響がないと言えばうそになる」と
危機感をにじませたが、正俊氏がすぐに辞任したことで「影響は最小限で済んだと思う」。
若林氏は「あれは軽率な行動」と親のこととして謝りつつ「父とは別人格だということも分かってほしい」と訴えている。
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