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★青木Jr 父の出馬辞退遅らせて公募せず?
【参院熱選ルポ】青木一彦氏は父の地盤と人脈をそのまま引き継いだ。
父の支援者へのあいさつ回りを優先し、身内の支持固めを急いでいる。
幹雄氏の下で12年間、公設第一秘書、官房長官秘書官として修業してきた。
幹雄氏は先月15日、脳梗塞(こうそく)により突然、今参院選への出馬を辞退。
すると自民党は公募することなく候補を青木氏に決めた。
党の島根県連は「緊急事態で公募する間もなかった」と説明するが、
党内外では「世襲させたいから(幹雄氏は)辞退の発表をギリギリにしたのではないか」と憶測が広がっている。
県連は「党員合意の下に決めた」と正当性を主張する一方で、厳しい戦いを覚悟している。
青木氏自身も「出るべきか迷った」と本音を語った。
竹下登元首相を出した島根は自民王国。だが、07年の参院選では公認候補が国民新党の候補者に敗れ、
自民王国の牙城が崩れたことでさらに陣営の不安をあおっている。
今回、同区は他党から出馬予定の3人も30~40代の若い新人候補で票の行方が読めない。
保守的な年配層の多い島根県民から世襲反対論はあまり聞こえないが、若者からは「時代錯誤」との声も。
青木氏は都内でリハビリ入院中の幹雄氏とは「会ってもいないし話してもいない」と、
世襲批判の緩和を狙ってか自力で選挙戦を乗りきる姿勢を強調。父に育てられ、父に苦しむ戦いとなっている。
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