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★「つくる会」の請願不採択 教科書不使用問題で横浜市教委
・横浜市教職員組合(浜教組)が自由社の歴史教科書を使用しない「授業マニュアル」を教師に
配布し、これに対し「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)がマニュアルの回収などを
求める請願を市教育委員会に提出していた問題で、市教委は22日の臨時会で同請願を
不採択とした。
請願は今月7日付で受理されたもので、配布したマニュアルの回収▽マニュアルの作成、
配布に関与した教師の懲戒処分▽採択された自由社の歴史教科書の使用義務の周知徹底-を
求めていた。つくる会側は、「文科省の検定を経て市教委で適正に採択した教科書を使用
させないとする、組織的で大がかりな教科書不使用運動で、学校教育法などに反する極めて
重大な違法行為」などと訴えていた。
臨時会では、市教委事務局側が見解として、市教委は4月28日付で浜教組に対し文書で
警告した▽その際に浜教組の役員に対し配布したマニュアルの回収を口頭で要請した
▽あわせて各校の校長に採択教科書の使用徹底を通知した-の3点を説明。市教委は
これを承認するかたちで請願を不採択とした。
出席していた委員からは、浜教組によるマニュアルの回収の有無や、今後再び同じような
問題が起こった場合の対応についての質問が出された。市教委の山田巧教育長は、
「仮に警告に反して何らかの行為が行われれば一定の調査をしたうえで、処分を含めた
適切な対応をとるということになる」と述べた。
また、ある委員からは、「採択された(自由社の)教科書が今後いかに適正に各クラスのなかで
使用されているかをウオッチしていく方に全力を尽くすべきだ」などといった意見も出された。
自由社の歴史教科書は、昨年8月に市内18区のうち8区で採択され、今年4月から使用されている。
問題となったマニュアルは、浜教組が機関誌「教文ニュース」の4月1日号として発行した
「中学校歴史資料集」で、1万人以上の教師に配布された。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)