10/06/20 22:11:01 0 BE:960179647-PLT(12556)
宮崎県内で口蹄疫(こうていえき)の発生が確認されてから約2か月。防疫上、
最大の懸案だった感染家畜の殺処分の見通しは立ってきたが、家畜を失った農家の
再建という難題が浮上している。
発生農場のうち、約1万5700頭の豚を殺処分した川南町の養豚場の現状を取材した。
「何もかも失ってしまった」。6月上旬、約1か月ぶりに畜舎に足を踏み入れた
責任者の蜷川政美さん(63)の目には涙が浮かんでいた。
(中略)
発生後、収入はない。家族を抱えた従業員を解雇するわけにもいかず、20人分の給料を
払い続けている。未払いの餌代や設備投資費の返済と合わせると、毎月の出費は
1000万円を超える。
補償をもとに、再建には前向きだが、行政は感染の封じ込めに追われ、将来の話は
あまり進まない。再び借金しなければならないのか。眠れない日々が続く。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/06/20[22:11:01] +*+*
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