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★貧困ビジネス、僧侶装い生活保護申請付き添う
NPO法人「いきよう会」による転居支援費用の生活保護費詐取事件で、
同会元理事・由井覚(さとる)容疑者(51)が昨年から今年にかけ、
高齢者の生活保護申請のため石川県内の自治体窓口を訪れた際、
作務衣(さむえ)姿で本人に付き添っていたことがわかった。
担当者には「私は修行僧。生活に困っている人を助けるために一緒に来た」と
話していたといい、大阪府警は、由井容疑者が善意の僧侶を装い、自治体を
信用させていたとみている。
捜査関係者によると、由井容疑者は出身地の同県かほく市と、大阪市を頻繁に行き来。
読売新聞が同県内の各自治体に取材したところ、少なくともかほく市で3件、
金沢市で1件の保護申請に同行し、かほく市で申請した女性3人(60~80歳代)は
大阪市からの転居者だったことがわかった。
かほく市の担当者によると、由井容疑者が訪れたのは昨年6月~今年4月。
作務衣を着て数珠をはめ、「この人は高齢で働けない。生活保護を受けさせて
やってほしい」と訴えたという。
由井容疑者は昨年初め頃、かほく市の寺に「僧侶修行をしたい」と現れた。
寺関係者によると、当時近所に住んでいた由井容疑者が修行に取り組む様子はなく、
寺にもほとんど姿を見せなかった。
由井容疑者が受給者に書かせたとみられる借用書約500枚の大半が同県在住者のもので、
大阪府警は、由井容疑者が石川でも保護費を搾取していた可能性があるとみて調べている。
(2010年6月19日00時24分 読売新聞)
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