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転覆したのは18日午後3時半頃。モーターボートを運転していた所長が、同乗する職員の
「船が倒れる」という声で振り向くと、えい航中のボートが転覆して船底を上に向け、
救命胴衣を着けた生徒らが湖面に浮かんでいた。
所長ら2人は、生徒を1人ずつロープでモーターボートに引き揚げ、10人ほどを収容。
「全員乗せると定員オーバーになる」と考えた所長は、操縦を職員に託して岸に戻るよう指示。
自らは湖に飛び込んで転覆したボートまで泳ぎ、ボートにしがみつく生徒たちに
「船底をまたいで待機するように」と指示した。
その際、生徒から「(ボートの)中にまだ友達がいる」と聞いたため、所長がボートの下に潜り込むと、
3人の生徒がいた。「船内に空気だまりはあったが、波の上下が激しく、確実に呼吸できる
状況でなかったので、1人ずつ3往復して救出した」という。
救出後、生徒から「西野さんが見当たらない」と聞いたが、「潜って確認できたのは3人だけ。
西野さんの行方をさらに確認することは体力的にもできなかった」と話した。