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商工ローン大手「SFCG」(旧商工ファンド)の民事再生法違反事件で、
同社が米リーマン・ブラザーズから毎月約二百億円の貸しはがしを受け、
その分に相当する資金を日本振興銀行への債権譲渡で調達していたことが、
SFCG関係者への取材で分かった。
振興銀は当時、融資先拡大を狙っており、SFCGの中小企業への債権を
大量に購入することで、両社が互いに利用し合う構図になっていた。
SFCG元幹部によると、リーマン側は二〇〇八年一月、「(SFCGが
提供した)担保不動産の評価が不当に高かった」として、SFCG側に
融資金一千億円以上の全額返済を要求した。
SFCG側は、リーマンが同年九月に破綻(はたん)する直前まで
毎月約二百億円の返済を続けたという。
SFCGはリーマンへの返済分を穴埋めする形で、振興銀に債権を
次々と売却。振興銀関係者によると、同行は〇七年秋以降、SFCGから
四万件計一千億円以上の債権を購入したという。
金融庁によると、振興銀はSFCGから購入した約百億円分の債権に
ついて、一カ月後に買い戻す合意を結び、事実上の融資を実行。
SFCGに支払わせた買い取り手数料は金利に相当し、出資法が定める
上限金利の29・2%を大幅に超える45・7%に上る。
*+*+ 東京新聞 2010/06/18[08:35:26] +*+*
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