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今年の4月までに県警が把握した児童虐待は36件、過去最悪ペースで推移している。
さらに、昨年1年間は78件(被害児童数105人)に上り、児童虐待防止法が施行された2000年に
比べ10倍以上となっていることが、 15日までの県警少年課のまとめで分かった。
そのうち、木刀で殴ったり、顔に熱湯入りのカップラーメンを投げつけるなど悪質で緊急性の高い
ケースなどで、7人が逮捕されている。
同課によると、昨年の把握件数は2000年(7件)の約11倍。被害児童数は同年の12人から
約9倍に増えた。配偶者がドメスティックバイオレンス(DV)の相談に訪れ、暴行を目撃した
児童への心理的虐待として把握する件数も急増している。
摘発したのは前年と同じ7件。傷害容疑が5件、殺人未遂と強姦容疑が1件ずつだった。
実父(54)が長男(15)の胸や足を木刀で殴ったり、実父(35)が男児(3)の顔に熱湯入りの
カップラーメンを投げつけたとされるケースなどで、それぞれ傷害容疑で逮捕。6年間にわたり
養女(17)に性的暴行を加えたなどとして、強姦容疑で養父(50)を逮捕した事案もあった。
9月には生後6カ月の長女を激しく揺さぶり、頭などに重傷を負わせたとして両親を傷害容疑で逮捕。
「揺さぶられっ子症候群(シェイクンベイビーシンドローム)」として県内初の立件となった。
同課は「社会の意識が高まり、全体的に認知件数は増加傾向にある。児童に万が一のことがないよう
積極的に対応していく」としている。
ソース
下野新聞 URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)