10/06/17 03:11:38 FCImPrwJ0
7~8年前90式戦車が演習のために米国まで輸送されて
ネバタ砂漠で行った演習で
高速機動ジグザグ走行中に精密射撃で標的を全部撃破していって
アメリカ陸軍の度肝を抜いた話は余りにも有名。
標的自動追尾砲塔制御システムの実装により
どんな荒れ地や窪み、ジグザグ走行でもぴたりと砲身は獲物を狙い続けられる。
確か当時のプレイボーイにすら記事か乗っていた。
米軍高官&日本軍高官共に感想は、『90式とは戦いたくない』と目をひんむいていたそうだ。
そりゃそうだ。従来は一旦停止してから標的への狙いを修正してから
初めて射撃できるという時間がかかる作業が常識スタイルだったのだから
全力疾走中の戦車から砲弾が正確無比に飛んでくるのでは
一方的に90式の餌食にされ、勝負にならないからだ。
そして今回登場した10式は、従来の90式の流れを汲みつつ
さらに自動装塡装置が改良され進化し、連射性能が大幅に上がった。
90式の場合自動装塡装置で次弾を装塡するたびに
砲身をいちいち水平に戻さなければならなかったが
10式はある程度角度がついたままでも次弾を装塡できるようになった。
まさに悪魔のハンターなのだ。