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★この人に聞く：参院選’１０山形／１ 民主新人で元防衛官僚、梅津庸成氏 ／山形
◆行政経験と若さで“国造り”－－梅津庸成氏（４３）
◇「外交・安保で役割担う」 普天間で歯がゆさも
菅直人新内閣が発足し、参院選は、２４日公示、７月１１日投開票の日程が固まった。
山形選挙区（改選数１）に立候補を予定している４人に政策や意見を聞いた。
初回は民主新人で元防衛官僚の梅津庸成氏（４３）。【林奈緒美】
－－菅内閣の印象は。
４０代の働き盛りの方が多く、新しい世の中をつくっていこうという心意気を感じる。
－－鳩山由紀夫前内閣が支持率を低迷させた原因をどう考えるか。
民主党が政権をとれたのは、党内で広く意見を言うことができたからだと思う。
首相が誰であれ、国民の声を受け止めて政策に反映できないなら改める必要がある。私自身挑むにあたり心に刻みたい。
－－菅内閣の発足で、内閣支持率が急上昇した。風向きは変わったか。
政策実現への期待が、国民の心に戻ったのではないか。これまではまず謝るところから始まったが、
手も振ってもらえ、「頑張れ」という言葉もいただけるようになった。しかし、一晩で支持率は変わる。それに一喜一憂はできない。
－－防衛官僚を辞めて出馬した。
１９年１１カ月、防衛省と最後は外務省にいた。
防衛や外交の仕事を通し日本を見ると、特にアジアの国々に比べて日本は元気がない。地域が元気でないという思いもあった。
－－立候補を決めるまでの経緯は。
音楽教員だった父は５年前にがんで亡くなった。最後の２年半は一緒に県内を巡ったりした。
亡くなった後、父が音楽教育を山形に根付かせようと強い思いで仕事をしていたと聞いた。
「おやじは山形のためにしっかり働いていたんだな。私も山形に何らかの形で貢献できれば」と思うようになった。
そんな時、近藤洋介衆院議員から「山形に帰って一緒に国造りをしないか。民主党は地域主権改革を一生懸命やっている党だ」と誘われた。
毎日新聞 URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)
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