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29年ぶりに新しくなる常用漢字。パソコンや携帯電話の「変換文化」を背景に難しい漢字も
多く盛り込まれたが、学校現場では読み書きの「漢字力」が二極化しているとの指摘も。
読みや字の成り立ちを重視する試みも始まっているが、多くの教師はどこまで教えるか
頭を悩ませることになりそうだ。法律や新聞、雑誌などでの使用の目安になるだけに
漢字検定などにも波紋が広がる。
「挨拶(あいさつ)」「崖(がけ)」「丼(どんぶり)」……。東京・小金井市の市立小金井第一小では、
週1回の朝15分、4~6年生が漢字学習に励む。教師が黒板に、「循環」など、本来は中学で
教わる熟語や新しく加わる常用漢字を書き込んで児童たちが次々と読み上げる。「崖」では
読めなくても、「崖の上」と書くと、宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」を
知っている子から「ガケだ」と声があがる。
同小は卒業までに学習指導要領の「配当表」(1006字)に加え、生活でよく目にする
約160字も読めるようにとの目標をあげる。
釼持(けんもち)勉校長(56)は「漢字は読みが入り口で、作文や手紙で書いて使ってこそ
定着するが、まずは読めることが大事」と話し、新漢字の「鍋(なべ)」や「拉(ら)(致)」も
取り上げてゆくと話す。
ただ、どんどん覚える児童もいれば、6年生でも「丁」「印」の読み書きが怪しい子が
いるなど様々だ。
漢字の成り立ちなどを重視する教師もいる。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/06/08[07:57:38] +*+*
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