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文部科学省は、今夏をめどに策定する「スポーツ立国戦略」(仮称)に、
「スポーツ婚活」と銘打ったユニークな取り組みを盛り込む方向で検討に入った。
低迷する若者のスポーツ参加率を昨今の「婚活」ブームに乗って引き上げたい考えで、
独身男女による「合同ハイキング」(合ハイ)や「皇居ラン」といった企画を想定している。
内閣府の「体力・スポーツに関する世論調査」(2009年)に基づく文科省の推計によると、
週1回以上スポーツをする人の割合は、40代が41.7%、50代が48.0%、60代が54.7%、
70歳以上が52.1%。しかし、20代は27.7%、30代は35.6%にとどまり、
学校の授業や部活などで定期的に運動する機会がある10代などを除く若年層のスポーツ参加率の低さが目立っている。
そこで同省は、20~30代にも浸透している「婚活」ブームに着目。
一方で、仕事帰りにスポーツクラブで汗を流す女性会社員なども増えていることから、
スポーツを通じて独身男女が出会う機会を設け、積極参加を促すことで、
若年層のスポーツ参加率の引き上げを図ることにした。
「スポーツ婚活」として同省が現時点で想定しているのは、かつてはやった「合ハイ」、ブームの「皇居ラン」のほか、
(1)独身男女による「ゴルフコンパ」(2)複数人乗り自転車による「タンデムサイクリング」-など。
このほか、夫婦などによるスポーツの積極活用も呼び掛けていく考えだ。(2010/06/05-15:24)
「婚活」でスポーツ参加率アップ=「合ハイ」「皇居ラン」など-文科省
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