10/06/05 19:42:52 0
★ワクチン接種の家畜利用を FAO、日本政府に勧告
【ローマ共同】国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)が日本政府に対し、口蹄疫のワクチン
接種後、感染していないにもかかわらず予防的に殺処分される家畜について、食肉として利用
することを検討するよう勧告していたことが5日、分かった。FAO関係筋が明らかにした。
日本では口蹄疫対策特別措置法に基づき5日、ワクチン接種後の予防的殺処分が宮崎県
日向市で始まったが、処分後の家畜は埋却されることになっている。食肉利用が可能になれば、
経済的利点のほかに、大量の殺処分で不足する埋却地の節約にもつながるが、現時点で日本
政府は勧告を受け入れる方針はないとしている。
FAOは勧告理由について、南米などで既に同様に処分された食肉の流通が広く実施されており、
特段の問題も生じていない点などを挙げた。口蹄疫に感染した家畜の食肉を食べても、人には
感染しない。
日本ではワクチンは感染拡大のペースを抑えるため使用され、発生地から半径10キロ圏内で
飼育されている牛や豚が接種を受けた。
URLリンク(www.47news.jp)