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同時に脳の中ではエンドルフィンがつくられて快楽の感覚が得られるようになる。
しかも、この快楽を求めて甘いものを摂取する習慣には依存性がある。
そのため、少し落ち込んだりすると、スイーツなどの気晴らし食いを繰り返してしまう傾向があるのだ。
「昔だと、何か嫌なことがあるとアルコールで紛らわしていた男性が、いまは女性のように
スイーツを求める。しかも依存性があるから、摂取できないとイライラして、さらに不安定になる」
そんな強い甘味摂取依存の生み出したものが、これまでは女性の専売特許のように
思われていたリストカット男の増加なのか…。ランチの後にデザートを食べたり、
会社帰りのお土産にスイーツを買い込むという男性の姿をよく目にするが、依存症には注意が必要だ。
「ちなみに、嗜好の女性化で増加したとなると、同性愛の人ではどうかと思われるかも知れませんが、
同性愛の人にリストカットが増えたということはありません」
まだまだ謎が解かれていない問題だが、少なくとも、スイーツを食べてイライラを
紛らわす習慣は男性も女性もやめた方がよさそうだ。
【甘味摂取量は8倍増】
日本人の甘味志向はデータでも証明されている。厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」によれば、
1970年の日本人1日1人あたり菓子類・嗜好飲料類摂取量は66・6グラムだったのが、
2004年には517・9グラムと8倍増。日本人全体としては、昔よりかなり甘党が席巻するようになっているのだ。