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“警官紹介の組長が詐取”提訴
奈良県警の元警察官に暴力団の組長を紹介され、信用して金を貸したところ、
だましとられたとして、大阪の不動産会社の社長が奈良県や暴力団組長らを相手に
約3億5000万円の支払いを求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。
訴えを起こしたのは大阪の不動産会社の46歳の女性の社長です。訴えによりますと、
この社長は、平成16年に当時、暴力団対策の担当をしていた奈良県警察本部の
2人の警察官に暴力団の組長を紹介され、借金の申し込みを受けたということです。
警察官が「暴力団員だけれども保証できる人物だ」と話したことから社長は信用して
おととしまでの4年間に組長や組長の家族などに3億円余りを貸しましたが、
その後返済されず、だましとられたとして、奈良県や暴力団組長らを相手に
約3億5000万円の損害賠償を支払うよう求めています。
奈良県警察本部はこの2人の警察官について、暴力団組長などと不適切な交際があったなどとして先月、
懲戒免職にしていますが、社長の代理人の弁護士は、「県警の調査と原告の言い分には行き違いがあり、
裁判を通じて経緯を明らかにしたい」と話しています。
訴えに対して奈良県警察本部は「訴状を見ていないので、コメントは差し控える」とコメントしています。
NHK大阪府のニュース 06月04日 17時12分
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