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鳩山氏が、元秘書の政治資金規正法違反事件に絡み、
母安子さんから毎月1500万円の「子ども手当て」をもらっていたことが発覚して
話題になる中、12日の国会審議で自民党(当時)の与謝野馨・元財務相がこう
暴露したのだ。鳩山氏の弟、邦夫議員から聞いた話として、
「ウチの兄貴は、まあしょっちゅうおっかさんとこ行って、子分に配るカネ、
子分を養成するカネが必要だって、おカネもらってたって」
さらに、邦夫氏のところへ母親から電話があり、「あんたは大丈夫なの?」
「あんたは子分がいないの?」と言われた、と邦夫氏から聞いたと話した。
これに鳩山由紀夫首相(当時)は興奮して反論した。「まったくの作り話であります!」。
民主党議員らから「冷静に、冷静に」と応援ヤジも飛んだ。由紀夫氏は続けて
「母に対して、そのようなお金の無心、特に子分に配るお金をくれなんて
言うわけありません。大体この議員の中で私からもらった人はいません。
だれにも差し上げていませんから」と断言していた。
邦夫氏は翌日会見し、由紀夫氏が母親に金を無心した、というニュアンスについては
「母から聞いてない」と否定した。しかし、母との電話の会話で「お兄さんは
子分がいっぱいいて、その世話とか面倒をみるのに大変お金がかかるという話だが
あなたには子分はいないの」と言われたことは「事実だ」と認めた。
由紀夫氏の「言葉が軽い」ことは、今さら誰も驚かない。自身の資金管理団体を巡る
偽装献金問題については、「裁判が終わった暁には、できる限り使途を説明したい」
と話していたが、結局「検察が判断して結果を出した。
基本的には資料の提出などは必要ない」とあっさり撤回した。
由紀夫氏は、10年6月4日の首相退陣にあたり、退陣会見を開かない、
という異例の対応を取った。こうした問題についての質問を避けていると
受け取られても仕方がない。