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★★「施策継続を」「無責任」…鳩山首相退陣に県民の声
2日午前、退陣を表明した鳩山由紀夫首相。同時に小沢一郎民主党幹事長の辞任も決
まった。両院議員総会で「日本の政治の歴史は大きく変わった。国民の皆さんの判断は
間違っていない」と強調した鳩山首相。県民の間には、鳩山政権が進めた政策に「よく
やった」と評価の声がある一方、突然の辞意表明には「無責任だ」「選挙対策では」と
厳しい見方も広がった。
(中略)
米軍普天間飛行場の移設先として日米共同声明に明記された沖縄県名護市辺野古の浜
辺で、移設反対の住民らと座り込みを続けている松本市出身の山崎広太さん(26)は
「無責任としか言いようがない」。「(自分の周囲には)怒りながらも鳩山首相にもう
一度、県外移設を模索してほしいと願っている人も多い」とし、「辞任はさらなる失望
だ」と指摘した。
戦争体験を語り継ぐ活動を続ける諏訪郡富士見町の雨宮光子さん(82)も普天間問
題について「『国外、県外の移設』という首相の言葉に期待した人たちがどれほど落胆
したか」とし、首相は引き続き問題解決に取り組むべきだったとの考え。小沢幹事長の
退任は「当然だし遅すぎた。金の問題や権力を集中させていた点など、裏で動く力があ
ったと感じていた」。
「辞めざるを得なかったんだろう」と冷静に受け止めるのは東御市の農業柳沢謙太郎
さん(33)。首相と党幹事長の政治資金問題を挙げ「2人は辞任でけじめをつけたと
いうことなのだろうか」と首をかしげる。「短命政権が続くのは、日本にとってどうな
のだろうか」と、短期の首相交代の繰り返しによる政治不信の広がりを懸念した。
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