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★【首相辞任】目に涙浮かべ「職を引かせていただく」 小沢幹事長も辞任
・鳩山由紀夫首相は2日午前、国会内で開かれた民主党の緊急両院議員総会で、「私自身、
この職を退かせていただく」と、退陣を表明した。また、鳩山首相は自身と同様に「政治とカネ」の
問題を抱える小沢一郎幹事長に辞任を求め、了承されたことを明らかにした。昨年9月に内閣が
発足してわずか8カ月半での退陣となる。
首相は辞任理由について、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題と
「政治とカネ」の問題を挙げた。そのうえで「政権・与党のしっかりした仕事が国民の心に
映っていない。国民が徐々に聞く耳を持たなくなった。私の不徳の致すところだ」と説明した。
また、首相は5月31日と1日の2回にわたって行われた小沢氏との会談について、「『政治とカネに
決別する民主党を取り戻したい。私も退きます、幹事長も職を退いてもらいたい。そのことによって、
より新しい、クリーンな民主党をつくりあげることができる』と申し上げた」と語った。首相によると、
小沢氏は「わかった」と応じた。
首相は北海道教職員組合(北教組)幹部らの公選法違反事件を抱える小林千代美衆院議員に
対しても議員辞任を求めた。
鳩山政権では5月末、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の日米合意に
よって、社民党が連立政権を離脱。内閣支持率は続落し、2割台を切った。7月の参院選で苦戦が
必至の情勢となったことを受け、参院民主党を中心に「鳩山降ろし」の動きが表面化した。
首相は31日と1日の両日、民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と三者会談を行って、
自身の進退について協議してきた。1日の会談では、輿石氏が参院民主党内の退陣論を伝えたが、
首相は退陣を拒否。2日に3度目の三者会談で改めて協議することになっていた。
首相の強い続投の意向とは裏腹に、小沢氏ら民主党執行部は、首相が続投すれば参院選での
惨敗は避けられないと判断し、2日に緊急両院議員総会を招集し、首相の進退について決を
採る構えをとった。(一部略)
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