10/06/02 07:07:19 0
★米軍訓練受け入れ「腹案あるが言うべきでない」橋下知事
米軍普天間飛行場問題に絡み、大阪府の橋下徹知事は1日、徳島県内で2日に行われる
近畿ブロック知事会議で、訓練移転について「政府から話があれば検討すべきだ」と
問題提起する考えを明らかにした。また、訓練などの受け入れについて「いろいろ考えている」
と腹案があることも示唆したが、具体的な内容は「僕が言うべきではない」と言及しなかった。
府庁内で1日に行われた定例会見で報道陣の質問に答えた。
橋下知事は「関西は基地負担がないのだから、話があれば考えるというスタンスを示す必要がある」
とあらためて持論を説明。沖縄・辺野古への移設について、関西の知事が沖縄県民に対し、
おわびやお願いをする必要もあるとする考えも示した。
また、全国知事会会長の麻生渡福岡県知事が訓練移転先をめぐり
「大阪は積極的に受け入れたいといっており、国は大阪に話をもっていくのが筋」などと
述べたことについて橋下知事は「僕が言った以上、話を振ってもらうのは当然」と述べた。
一方、橋下知事は「大阪は訓練受け入れの候補地がないから好き勝手言っているという
指摘もあるが、大阪で何ができるかを探っていくことが必要だ。
大規模訓練を行わなくても、何かほかにあるのではないか」と話した。
具体的な受け入れ方法については「安保政策や防衛政策、関西の地の利を考えたうえで、
僕なりに勉強して考えているがここで出す話ではない。腹のなかにはいろいろあるが、
アメリカ政府と協議したわけでもない。僕が言うのは越権だ」と述べるにとどまった。
基地問題をめぐっては、5月27日に行われた全国知事会議で、橋下知事が
「こういう問題が起きれば真っ先に汗をかかなくてはならない。関西も同様と思っている」と発言していた。
近畿ブロック知事会議は2日午後、徳島県鳴門市内で開催。
大阪に加え、福井、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、徳島、鳥取の計10府県が参加。
福井、和歌山の両県を除く8府県は知事本人が出席する予定となっているという。
産經新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)