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鳩山首相は退陣するのか。その決断を下すのは小沢幹事長なのか。
永田町が騒々しくなってきた。普天間問題がひとまず終わり、
報じることがなくなったテレビ・大新聞は、社民党の連立離脱や
支持率続落を口実に「鳩山退陣」の大合唱だ。
民主党の参院選候補から「このままじゃ選挙にならない」と
悲鳴が上がっててるのが最大の材料にされている。
31日、予定外の鳩山―小沢会談が開かれたこともあって、
「今週がヤマ場」という声もある。
ただ、ひとつハッキリしているのは、現時点で、鳩山首相本人に
退陣の気持ちはサラサラないことだ。「柳に風」というか、大逆境も苦にしない。
普天間問題がいい例だ。いくら怒られようが、赤っ恥をかこうが、
沖縄県に乗り込んでペコペコ頭を下げる。それを2回もやった。
普通の総理なら、格好悪くて、あの時点で放り投げてしまうが、
鳩山首相に凡人の感覚は通用しないのだ。
「民主党の研究」などの著作が多い評論家の塩田潮氏が言う。
「鳩山首相は、世間でいわれるほど普天間の移転問題を失敗と思っていないでしょう。
あの人は理系のせいか、そのとき、そのときの条件の中で最適の答えを出せばいいという考え方。
政権交代前とは、普天間を取り巻く条件が変わったから、
答えが変わってもおかしくないと思っている。社民党の離脱も同じです。
社民党の要求を聞いて、自民党時代の日米合意を壊して取り組んだ。
それでも離脱というなら、そちらの責任でしょうと考えている。
だから今、自分が瀬戸際に追い詰められている危機感はないでしょう」 >>2以降に続く
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日刊ゲンダイ 2010/06/01