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一方のPさんは、管理部門で売上管理や営業販促のツールを作成するのが
現在のミッションです。産休中にPCスキルを向上させていたので、
職場でも貴重な戦力として活躍。しかも営業経験が豊富なので的確な
販促ツールを作成して営業現場からも高い評価を受けていました。
ところが、そんな活躍を知らないQさんは、Pさんに仕事のやり方について
文句や不満をぶつけてきました。
「こっちは相変わらず残業でヘトヘト。うらやましいよ」
などと営業先から帰ってきたタイミングに帰宅するPさんに遭遇すると
嫌味な一言を投げかけました。さらに、営業部門の業績が厳しくなり、
会議が増えたときにQさんはある問題発言をしてしまいました。
「営業だけ会議で遅くなるのは不公平。管理部門も全員参加して欲しい。
一部の社員だけ早く帰るのは納得できない」
Qさんはあくまで『一部の社員』と言っていましたが、この発言はPさんの
心を痛めることになりました。そして、職場に居づらいと感じたPさんは、
上司に退職の申し出をしました。
「職場で勤務時間の違う社員がいると不満を感じる社員がいるようなので…」
これが理由でしたから、上司は大慌てでPさん、発端をつくったQさん、
およびQさんの上司と話し合いの時間をつくって退職の申し出を慰留させるべく
奔走しました。結果、QさんもPさんが退職を申し出たことで、自分の発言の事の
重大さに気づき、Pさんに侘びを入れて事件は収拾に向かいました。