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★ジリ貧自民 テレビカメラあるところに小泉Jr進次郎あり作戦
自民党は、弱冠29歳の“ヒヨッコ議員”のパフォーマンスに党の命運を託したよう
だ。小泉進次郎が、郵政見直し法案の審議でモメている衆院総務委員会の委員に急き
ょ、起用された。
郵政法案を巡っては、民主党の小沢幹事長が全国特定郵便局長会に今国会での成立を
約束。与党は28日にも委員会を通過させ、強行採決も辞さない構えだ。進次郎の父親
は言うまでもなく、郵政民営化をひたすら進めた張本人。自民党は「因縁の対決」を演
出し、国民に採決時の混乱を印象づける魂胆で、「(進次郎が)郵政法案の審議にいれ
ばテレビ映えする」(自民党幹部)と言うからロコツだ。
(中略)
オヤジ譲りのパフォーマンスで、進次郎も執行部の期待に応える。現在、総務委を含
め、5つの委員会(内閣、安全保障、議院運営、政治倫理審査会)の委員を兼務。28
日も安保委で質問に立ち、普天間問題で政府を追及、その足で総務委に出席と大忙し。
強行採決になれば、再びテレビ映りを意識しながら、抗議の声を荒らげるハラだ。
「開催が微妙な小沢幹事長の政倫審でも、進次郎が質問に立つ予定です。“総理にした
い男”だった舛添前厚労相の離党後、自民党には全国区の人気者が彼しかいません。国
会閉会後もフル回転し、参院選の応援演説で全国各地に駆り出して、メディアの露出度
アップを図ります」(前出の関係者)
軽薄なメディアが進次郎を追いかけるほど、自民党の思うツボ。ますますミーハーな
有権者を増やすだけだ。小泉家が代替わりしても、メディアは“狂乱政治”の頃から少
しも変わらない。
(日刊ゲンダイ2010年5月28日掲載)
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