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世界自然遺産の北海道・知床の「知床五湖」で今春、約800メートルの高架木道が全面開通した。
年間約50万人が訪れる一方、有数のヒグマ出没ポイントでもあり、クマ対策と自然保護を兼ねた
特殊な通路となっている。
平成17年度から整備を進め、順次開通してきた高架木道は幅約2メートル、高さ約2~5メートル。
柱などに電気柵を巡らしているためクマもよじ登れず、草花も傷めない。雪に閉ざされる冬季
(11月下旬~4月下旬)以外は利用できる。
国立公園となっている知床五湖には1周約3キロの遊歩道があったが、クマに遭遇したり、
豊かな植生に恵まれた歩道周辺が踏み荒らされたりする恐れがあった。環境省などは、
遊歩道について来年度から、クマ活動期(5月10日~7月31日)と植生保護期(8月1日~10月20日)
には、事前レクチャーの義務づけや1時間当たりの入場者数抑制を検討している。
[産経新聞]2010.5.29 16:45
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