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・普天間基地の移設問題で、日米両政府は共同声明を発表しました。共同声明発表に先立ち、
鳩山総理大臣は28日朝、アメリカのオバマ大統領と電話会談を行いました。ワシントンにいる
伊井忠義記者の報告です。
(Q.オバマ政権は今回、日本が出した結論をどう受け止めているのでしょうか)
オバマ大統領は、鳩山総理大臣の電話を地元シカゴに向かう大統領専用機の中で受けたの
ですが、この電話会談、日本側は27日から申し入れをしていました。しかし、結局、ホワイトハウス
から回答がきたのは、会談の始まる1時間前ということで、移動時間を利用しての会談となりました。
先月の核サミットで行われた非公式会談で、オバマ大統領は「あなたのことを信じていたが、
これまでのところ約束を守ろうとしていない」と厳しい言葉でねじを巻きましたから、今回の
電話会談で鳩山総理が現行計画に戻す決断をしたことについては一応、評価をしています。
(Q.結果的にアメリカが意図した形に収まったという印象がぬぐえませんが)
当初は、アメリカ側と鳩山政権との溝は相当、深いものがありました。ただ、日米外交筋によると、
日本側に変化の兆しが現れたのは、ホワイトビーチ案をはじめ、さまざまな案がアメリカ側に
論破された3月の末からです。さらに、中国軍のヘリが自衛隊の護衛艦を威嚇したり、韓国の
哨戒艦沈没が北朝鮮の仕業と断定されたことも転機となりました。オバマ政権にとっては、
交渉期限を5月末にしたうえに手持ちのカードもなくなった鳩山政権を現行計画に誘導するのは
たやすかったわけです。ただ、これで鳩山総理への不信が消えたわけではありません。
アーミテージ元米国務副長官:「我々の多くは鳩山総理の能力と戦術に疑問を持っている。
一国の総理への敬意は払うべきだがね」
今後、滑走路の建設方法などを8月末までに詰めていきますが、これもアメリカ主導となりそうです。
URLリンク(news.tv-asahi.co.jp)
※元ニューススレ
・【普天間】 鳩山首相 「5月末に結論出せたことを、オバマ大統領も大変感謝していた」…米大統領と電話会談
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