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◇あす川口で 上映会とトーク
自分の働き方って、どうなんだろう―。さいたま市内で働いたり暮らしたりしている30代半ばの女性3人が、
女性の労働争議を題材にした韓国のドキュメンタリー映画の上映会を29日、川口市で開く。不況が長引く中、
働くことや生きることを語り合える場にしたいと、トーク会も企画している。
◇30代女性3人が企画
上映するのは韓国映画「外泊」。2007年、スーパーマーケットの非正規雇用従業員の大量解雇に反発した
レジ係の女性ら500人による労働争議の記録だ。多くが主婦で、結婚後は外泊したことがない人も。
彼女たちは店の売り場を占拠し、毛布を持ち込んで「初めての外泊(泊まり込み)」をする。
昨年、山形国際ドキュメンタリー映画祭で紹介された。今回の上映は、就職氷河期世代の女性3人グループ
「ゆるわ~くす」が企画し、県内では初の上映会という。
3人のうち、自治体非常勤職員の瀬山紀子さん(35)は「急激な社会変化を体験した同世代は、働き方で
迷っている人が多い」と実感するという。「企業を辞めたものの、非正規雇用で時給800円の世界から抜け
出せないという話をよく聞く」
NPO法人職員の若尾明子さん(36)は、NPO活動をする先輩女性に「30代は自己主張がない。怒る時は
怒った方がいい」と映画を薦められた。「映画を見て、経営者や社会の仕組みが悪いのかもしれないのに、
働けない人が悪いと世間から思われる現状は理不尽だと感じた」という。
上映会では、フリーターによる情報発信雑誌「フリーターズフリー」に携わる栗田隆子さんを招き、
参加者を交えたトークを予定している。若尾さんは「自分の労働環境と他の働き方を比較する機会は少ない。
話して気付き、様々な働き方を知ることで楽になれるのでは」と話す。
上映会は午後2時から、JR川口駅東口のメディアセブンで。参加費500円、当日参加も可。問い合わせは「ゆるわ~くす」
asahi.com:韓国映画見て「働き方」語ろう-マイタウン埼玉
URLリンク(mytown.asahi.com)