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◇「魅力的内容に思えた」
系列温泉ホテルで利用できる宿泊ポイントがもらえる特典をうたった
「岡本倶楽部(くらぶ)」。その会員権を管理・販売する「オー・エム・シー」
(東京都中央区)や「熱海岡本ホテル」(熱海市)など系列ホテルに、
静岡をはじめ3県警と警視庁の合同捜査本部が26日、出資法違反
(預かり金の禁止)容疑で家宅捜索に踏み切った。オ社は05年以降、
二百数十億円を集めていたと捜査本部はみており、会員からの訴訟も相次いでいた。
余暇の楽しみで誘った会員集めの裏に何があったのか。【鈴木道弘、山田毅、田口雅士】
約3年前、岡本倶楽部に加入したという県中部に住む男性が取材に応じた。
--元本保証をうたい、宿泊ポイント券ももらえる。使わなければ
6~9割で買い取ってくれる。「魅力的な内容に思えた」
1年後、宿泊ポイント券の買い取りを求めた。ところが、オ社の担当者は
「金融庁から高利運用だと指導を受けた」「パソコンの故障で金を振り込めない」
などと言って応じなかったという。
何度も交渉した揚げ句、求めに応じてきたが、「元本も返ってこないんじゃないか」。
不信が募り、弁護士に相談したという。
男性は今回の家宅捜索を知り、「やっぱりという感じ。預けたなけなしのお金が心配だ」
と話した。男性は今、オ社を相手取り静岡地裁で係争中だ。
オ社が保証金の全額返済をうたって資金を集めだしたのは05年ごろ。
しかし熱海市の観光関係者によると、同市内の岡本ホテルは
「会員の宿泊料は格安で、大きな収益にはつながりにくい。
一般客の利用も伸び悩んでいたようだ」と話す。
イカソース
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