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窪川警察署の元巡査部長が、飲食店の実質的な経営者に捜査情報を漏らした見返りに
金を借りたとして収賄の疑いで書類送検され懲戒免職になった問題で、高知県人事委員会は、
「処分が重すぎる」として1年の停職処分に修正することを裁決しました。
窪川警察署の刑事生活安全課に勤務していた59歳の元巡査部長は、平成12年から15年にかけて
取り締まりの対象となっていた地元の飲食店の実質的な経営者から5万円を借りたとして、
収賄の疑いで書類送検され、懲戒免職処分となりました。
高知地方検察庁は借りた金が少なく、漏らした情報もそれほど重要でないとして起訴猶予の処分にしています。
この問題について、この元巡査部長は、懲戒免職の処分は重すぎるとして平成18年7月に高知県人事委員会
に不服を申し立てていました。
これに対して県人事委員会は、27日開いた委員会で、「信用を失う行為ではあるが懲戒免職の処分は重すぎる」として
1年の停職処分に修正することを裁決しました。これについて元巡査部長は、「県の人事委員会が、第3者として
公平な判断をしてくれたと思う。県警察本部にも決定に応じてほしい」と話しています。
一方、高知県警察本部は「処分は厳正に行っていたものであるが、当方の主張が認められなかったことは誠に
残念である。裁決を詳しく調査して適切に対応していく」というコメントを出しました。
05月27日 19時07分
”収賄警察官”免職処分は重い - NHK高知県のニュース
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