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★再生戦略 描けぬ自民 ―2010参院選 混迷(中)
・自民党陣営のいらだちが収まらない。
「民主政権が強く批判されているのに、自民にやってもらおうという声が全然ない。
もう一度、自民を立ち上がらせて下さい」。名古屋市天白区で22日に開かれた同党
天白区支部総会で、あいさつに立った加藤南・愛知県議の気迫に、会場はシンと
静まりかえった。
沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題や、政治とカネを巡り、民主党の支持率は低下。
一方、自民党も読売新聞が今月実施した全国世論調査で過去最低の14%になるなど
低迷を続け、「V字回復」には程遠い。加藤県議の言葉には、そんなもどかしさがにじんでいた。
7新人が名乗りを上げ、激戦が予想される愛知選挙区(改選数3)。同党新人・藤川政人氏
(49)は「民主に任せていてはこの国の将来が危ない。自民もダメな面はあったが、ここまでひ
どくなかった」とまくしたてた。
ただ、舛添要一・前厚生労働相や与謝野馨・元財務相らの離党が相次ぎ、陣営幹部は「党内は
ゴタゴタが続く。惨敗した昨夏の衆院選ショックもまだ尾を引いている」と困惑気味だ。
昨夏の衆院選で、愛知の全15小選挙区で負けた自民にとって、参院選は「党の存亡をかけた戦い」
(鈴木政二・県連会長)。だが、有力団体の自民離れに歯止めがかからず、足場固めが思うように
進んでいない。
約16万人の正組合員を抱える県内JAグループの政治団体・県農政連盟は、従来の自民単独支援
から自主投票に転換。JA関係者は「巻き返すと思っていたのに内輪もめばかり。政権奪回どころじゃ
ないでしょう」と冷ややかに見る。
長年、自民を推してきた県医師会の政治団体・県医師連盟も自民、民主党の3新人から出された
推薦要請の決定を保留、県歯科医師連盟は逆に3氏に推薦を出した。(>>2-10につづく)
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