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神奈川県は26日、あへん法で栽培などが禁じられている「不正ケシ」(ソムニフェルム種)を
県内の農家が栽培し、約400株が関東一円に出回ったと発表した。
農家への園芸指導を行った担当者の判断ミスが原因として同日午前、県の幹部が謝罪した。
県は周辺自治体などと協力して回収を進めている。
県などの調べによると、同県藤沢市の花卉(かき)農家が市内の園芸愛好家から、観賞用ポピーの
種としてケシの種子を譲り受けて722株を栽培。このうち約400株が出荷、販売されたが、
これまでに約260株を回収している。
この栽培農家は出荷前の今年4月、県農業技術センター(平塚市)に合法かどうかを
問い合わせていた。同センター職員が農家に出向いて確認したが、植物の葉の形状などから、
栽培できるケシと判断した。
5月中旬に東京都から「藤沢の農家から出荷された花があへん法に抵触するケシの可能性が高い」
との情報が県に寄せられたため、問題が発覚した。
(2010年5月26日12時18分 読売新聞)
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