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口蹄こうてい疫問題で、家畜伝染病予防法に基づき、宮崎県の種牛49頭を殺処分するとの政府方針に、
東国原英夫ひがしこくばる・ひでお知事が反対していることについて、 25日の閣議後の記者会見で
閣僚から意見が相次いだ。
宮崎県出身の福島瑞穂消費者行政担当相は「宮崎の大事な牛なので知事の意見も分かるが、
口蹄疫をどうやって撲滅し封じ込めるか。忍びないが、殺処分して埋却を急がなければならない現状を
理解していただくしかない」と語った。
中井洽防災担当相(国家公安委員長兼務)は、県などが、エース級の種牛の隔離に失敗しながら
感染拡大防止の努力で国に協力していない、と批判。
エース級6頭(うち1頭は既に殺処分)の扱いについて「(複数の牛を)同じトラックで運び同じ牛舎に入れた。
これで失敗したから残りを何とか(してくれ)というのは違う」と指摘。つらい気持ちは分かるとしながら
「知事さん、そんなこと言っちゃあいかんな」と批判した。
長妻昭厚生労働相は「政府、内閣を挙げて取り組んでいる話なので、ご理解いただくよう話を続けていくことになる」、
千葉景子法相も「さまざまな調査や法律などを踏まえ、政府全体として方向性を出している。その判断を私も
是とする」と語った。
東国原知事は24日「種牛は日本の畜産の大切な財産。残してもらう方向で考えたい。法自体、実態にそぐわない
ところがいっぱいある。法ですぱっと切るだけでは、社会が動かない部分がある」と話していた。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)