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★憤怒の中 猛スピードで走り去った鳩山「言い訳」沖縄訪問
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・米軍普天間基地の移設問題は8か月の迷走の末、結局、名護市辺野古に戻ってきた。
米国との合意を先行させ、それを既成事実に、23日に2度目の沖縄入りをした鳩山首相は、
仲井真知事に「辺野古付近にお願いせざるをえない」と頭をさげた。
まったく節操を欠いた首相を沖縄県民はどう迎えたのか、番組では小木逸平アナが現地に
行って、その「怒り」の姿を取材した。
沿道を埋め尽くした県民の群れ、首相の車列が近づくと、赤字で『怒』とかかれた黄色い紙を
一斉に掲げる。
「沖縄に入るな」「総理は帰れ」
憤怒の声がこだまするなかを首相の車が走り去った。
これをVTRで見たキャスターの赤江珠緒が、「鳩山総理を乗せた車は猛スピードで通過して
行きましたね」と驚きの声を上げる。小木が名護市から那覇市へ帰る時が一番スピードが
速かったと、次のように言う。
「事前に警察官から『下がってください』『もう一歩、もう一歩』と5センチ刻みで下がらせた。
なぜこんなに警戒しなければならないのかと思っていたら、車列が通過して、アッ、
この猛スピードかと…」。
まるで逃げ回るような鳩山首相の2度目の訪問だったようだが、迎えた沖縄県民の反応に
ついて、小木が「今月4日の1度目の訪問では、まだ、沖縄県民に『頑張れ』という期待する
感じがあったが、今回は微塵もそういう想いは感じられなかった」というのも当然だろう。
赤江が「総理はここまで来る間に、私たちの見ないところでどんな努力をされていたん
ですかね~」と疑問を呈すると、テレビ朝日コメンテーターの三反園訓が「汗をかいて
先頭を走ってきたかというと、そうでない」と言いながら政府高官から聞いた話を披露した。
それによると、その政府高官は「総理が『5月末と言っちゃったんだよ。だからよろしく頼むよ』と
言われた。これを聞いて困ったな~」と思ったという。
さらに、三反園は「アメリカと合意したといっても、何の合意でもないし、解決策でもない。
実際、『辺野古付近』を埋め立てることができるかというと、反対運動でできない。結果的に、
普天間が残るだけ」だと解説する。(一部略)
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