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坂上氏は「暴走族が大幅に減り、状況が大きく変わっているのに規制が放置されている」と指摘する。
実際、警察庁交通指導課によると、21年現在、警察が把握している暴走族の数は1万454人で、
最盛期の昭和50年代と比べて4分の1に減少している。
それでもなぜ、二輪車通行禁止が続くのか?
■ライダー平均年齢47歳
「ネットの書き込みを見て2、3人が集まって暴走行為をする。100台を超える暴走族もリーダーを押さえれば取り締まれたころと
状況が様変わりしている」。交通指導課の担当者はグループの拡散化現象をこう説明する。
実際、警察が認知したローリング族のグループ数でも21年には38グループと5年前に比べ倍増している。ただ、ローリング族を
二輪車と四輪車の割合でみれば、2対8。担当者は「二輪車通行禁止の現状と合わない部分もあるかもしれない」としながらも、
「100メートル置きに警察官を立たせるわけにもいかないし、四輪車も通行禁止にすると、それこそ通行止めになってしまう」と話す。
状況に応じた通行禁止の解除はできないのか?
交通規制課の担当者は「規制されている現状では暴走行為はみられないが、解除したとたん、
いろいろなライダーが集まって危険な走行に及ぶのではないかと、二の足を踏んでしまう」と説明。
坂上氏は「二輪車は危ないというイメージで判断されてしまっている」と言う。
>>3以降に続く