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沖縄県の仲井真弘多知事は22日、日米両政府が米軍普天間飛行場の移設先を同県名護市辺野古
とすることを大筋で合意したとの報道について、「県内移設はとても受け入れられる状況ではない。
鳩山首相がどういう考えなのか、首相の沖縄訪問の際によく聞いてみたい」とコメントした。
名護市の稲嶺進市長は「首相は明日、何をしに来るのか分からない。やり方は前政権よりもひどい」
と吐き捨てた。また、「地元は何も知らされていない。そんなやり方で押しつけてきてもできるわけ
がない」と怒りをあらわにした。
沖縄県議会の高嶺善伸議長は「『最低でも県外』という鳩山首相の言葉に期待していた。それがまた
元に戻ることは絶対に許されない。一国の首相、政治家としての資質を疑う」と厳しく批判した。
県議会では、23日の首相訪問にあわせ、所用のある4議員を除く44県議全員が朝から議会前に
座り込み、「県内移設」反対の意思表示を行う予定。
▽読売新聞
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