10/05/23 01:54:14 0 BE:1309565849-PLT(12066)
経営再建中のアパレルメーカー、レナウンが中国の繊維大手、
山東如意(山東省)の傘下に入る方向で最終調整を進めていることが22日、分かった。
山東如意がレナウンの実施する第三者割当増資に応じて、発行済み株式の約4割を取得する見通し。
取得金額は40億円程度とみられる。
主力の百貨店向け衣料品販売の不振で経営が悪化したレナウンは英高級ブランド「アクアスキュータム」や
本社ビルの売却などを進めてきたものの、
平成22年2月期の連結決算で4期連続の赤字となる109億円の最終損失を計上。
山東如意との提携で財務体質の強化を図る一方、山東如意は日本市場への参入を目指す思惑があるとみられる。
レナウン株式の約25%を保有する筆頭株主で国内の投資会社、
ネオラインホールディングス(東京)は中核ブランドの売却に反対の意向を表明。
27日に開催予定のレナウンの株主総会で取締役選任案に反対する方針を打ち出すなど、混乱が続いている。
家電量販店大手の蘇寧電器(江蘇省)が昨年、
ラオックスの筆頭株主になるなど中国企業による日本企業の買収が相次いでいる。
低迷する日本経済と対照的に中国経済の成長が続く中、同様の動きは今後も続きそうだ。
記事引用元:産経新聞(2010.5.23 00:52配信)
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