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★口蹄疫問題、全国各地で自衛策 鈍い政府は「あてにならない」
「非常事態」となった宮崎県の口蹄疫問題で、全国各地の酪農家が“飛び火”におび
えている。だが、政府があてにならないのは、一目瞭然。そのため現場では自衛策を講
じるほかに有効な手立てがない状態だ。各産地では「これで損害を被ったら政府のせい
だ」と、早くも怒りの声が上がりっている。
宮崎から遠く離れた北海道では、おたおたする政府を尻目に、迅速な自衛策が打たれ
た。北海道浦幌町の民間団体「うらほろ子ども農山漁村交流プロジェクト」が、十勝地
方で7月に予定していた大阪府立鳳高校(堺市)の修学旅行生320人の民泊受け入れ
を一時棚上げしたのだ。
これは、道が畜産関係者に「むやみに部外者を牧場に入れない」と要請したための苦
渋の決断。修学旅行生は7月6日から、酪農家など約100戸に2泊して搾乳などを体
験する予定だったという。
同団体の山岸嘉平代表は、「参加予定の生徒は『十勝で民泊体験をしたい』という希
望が強いので、開催を完全にあきらめたわけではありません。でも、現状は非常に厳し
い。われわれは口蹄疫の恐怖を間近で見た経験がありますので…」と声を落とす。
2000年3月、日本では実に92年ぶりとなる口蹄疫が宮崎県内で確認され、同年
5月、北海道の本別町でも子牛2頭が「感染の疑い」とされた。同町では705頭の牛
が殺処分となり、主要産業である酪農が壊滅的な打撃を受けた。山岸さんは「本別は浦
幌のすぐ隣。あの惨状を間近で見た者として、2度と悲劇を繰り返さないよう、あらゆ
る手を打たなければならない」と語る。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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