10/05/25 02:41:21 oJolncAb0
>>702
宮崎の人達は自分の所も放り出して、種牛達のいる家畜改良事業団を守っていた。
40年かけて作った種牛が感染して殺処分になれば、口蹄疫が収まった所で宮崎牛というブランドを喪い、畜産を再開できなくなるからだ。
みんなぼろぼろの精神状態で、眠る時間を削っても、これだけは、と必死で守っていたんだ。
子牛の供給を宮崎に頼る他県の産地からも要望が出されていた。
だから知事は、5月10日、種牛の移動の許可を出すよう、赤松に求めた。
病気が発生している移動制限区画内から牛を避難させるには、赤松しか許可を出す権限がなかったからだ。
だが赤松は、「農家の人達の気持ちを考えると、種牛だけ特別扱いはできない」と拒否。
…誰が聞いても、はあ?、だろう。
やっと許可が出されたのが5月13日。
さっさと赤松が許可を出していたら、種牛達は今も感染せずにいたかもしれない。
それをおれらは、ネットでリアルタイムに見てきた。
種牛を助けて、宮崎を見捨てないで、と生産者が叫ぶのを、ブログやツイッターで読みながら、こんな対応しかしない赤松や民主、ほとんど取り上げない新聞TV、何もできない自分らに歯ぎしりしながら見てたんだ。
そんな経緯があったから、感染が確認されていない種牛だけでもどうか助けて欲しいと望む知事を、自分らは擁護するんだよ。