10/05/23 01:23:55 zLV16ela0
>>429
政府の役割が大きいってことを全面否定しているわけじゃ、ないんだよ勿論。
一方で、『十分な補償を国がおこなうのと引き換えでなければ、農家は殺処分に非協力的だ』 ってことが明らかになってきた。
このことは、半径10km以内のウシのワクチン接種→殺処分を国が決めようとしたときに、地元側が当初非協力的だったことで
明らかになった。まだじゅうぶんには明かでないが、初動段階でも同じことがおこってたんだろうね。
もしも当初から農家が自主的に殺処分をすすめていたら、それこそ100頭以内ですんでたかもしれないし、埋める場所にこまるってこともなかっただろう。
そのことを一般国民が、自分たち自身が国にどれだけ保護されていると考えるかどうかとの対比で、どう判断するか、ってことを問題にしている。
さらに言うなら、畜産でふだん儲けているんだったら、コウテイエキにウシが感染しないようにする義務、あるいは、感染の疑いがあれば、
早急に初動対策をする義務、そういったことが、農家自身に(だけに、って言ってる訳じゃない念のため)もあるんじゃないの?ってことを言ってる。国に求める権利じゃなくて、
自らにできることはやる義務、ってことだね。
そしてさらに、農家に、政権交代の意味がよくわかってなかったんじゃないのか?って疑問がある。民主党政権のもとでは、自民党政権のもとで
政治的ハイウェイをとおっていた人たちがそれを失い、一般国民と同じ、一般道路をとおって行政と対峙するしかなくなることはあるだろう。逆に、今まで自民党政権に見捨てられてた
人たちが、政治的ハイウェイを獲得したかもしれないね。宮崎の農民は、そのことに無自覚だったんだろうね。