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静岡県医師会の政治団体「静岡県医師連盟」は20日、
静岡市内で執行委員会を開き、夏の参院選静岡選挙区で
自民党新人の岩井茂樹氏、比例代表で自民党現職の西島英利氏を
推薦することを決めた。上部組織の日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」(日医連)は、
比例代表でこれまでの西島氏への推薦を撤回し、民主党から立候補予定の
新人安藤高夫氏の推薦を決めており、対応が分かれることとなった。
会議終了後、鈴木勝彦委員長が取材に応じた。西島氏の推薦について
「6年間しっかり働き、日本の医療のために信頼できる人材。自民党ではなく“西島党”」と、
人物本位で推薦したことを強調。岩井氏の推薦は「比例で自民候補を推薦している以上、
混乱のないようにした」と説明した。会議では異論は出なかったという。
日医連との“ねじれ”が生じた形だが、鈴木委員長は「日医連は、
各都道府県の組織が西島氏を推薦することを妨げず、『推した以上、
一生懸命やってほしい』と言っている。ねじれではない」と語った。
民主党候補を推薦しない理由を「今の政権はあやふや。
民主党の医療政策はまったくなってない」と説明した。
西島氏は医師で日医の組織内候補として2004年の参院選で初当選。
日医連は昨年1月、西島氏の推薦を機関決定していたが、今年4月の日医会長選で
親民主の原中勝征氏が勝利。今月11日に開かれた日医連の執行委員会で
安藤氏の推薦を決め、西島氏の推薦を撤回し、支援とした。
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