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口蹄疫拡大を受け、宮崎県が県家畜改良事業団(同県高鍋町)から避難させていた
種牛6頭のうち1頭が、遺伝子検査で感染疑いと確認されたことが21日、
関係者への取材で分かった。県はこの1頭を殺処分するが、ほかの5頭は
農林水産省と協議の上、経過観察としている。同省幹部は5頭の
取り扱いについて「22日中にも決めたい」と述べた。
感染疑いが確認された場合、本来は、同じ場所で飼育されている
牛や豚はすべて殺処分することになっている。口蹄疫は感染力が強く、
ほかの5頭も発症する可能性があり、畜産王国として知られる宮崎のブランド牛は大きな危機を迎えた。
宮崎からは「松阪牛」で知られる三重県などに子牛が
出荷されており、各地のブランド牛産地への影響は必至だ。
県によると、種牛はもともと55頭おり、家畜改良事業団が一元管理していた。
口蹄疫拡大を受け、県は人工繁殖用の精子提供の
9割を担う6頭を今月中旬、同県西都市の仮設牛舎に避難させた。
同事業団の牛に疑い例が出たのを受け、県は避難先で6頭の
健康状態を調べていた。関係者によると、
うち1頭の検体について、遺伝子検査で陽性が出た。
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