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アニメや漫画での児童ポルノ的描写が蔓延(まんえん)しているとして、
東京都が規制の強化を目指す青少年健全育成条例改正案。青少年に健全な
環境を与える“子育て条例”として改正案を支持する日本ユニセフ協会大使の
アグネス・チャンさんと、条文のあいまいさを指摘し表現の自由への侵害を懸念する
漫画家の里中満智子さんにそれぞれ意見を聞いた。
≪アグネス・チャンさん≫
■子供の手の届かない所に
-今回の東京都青少年健全育成条例改正案をどのようにとらえたか
「この条例は“子育て条例”です。どうしたら子供に健全な環境を整えられるのか、
というのがポイントになる。現行の条例では、今までの“成人指定”の
枠に入りきらない児童の性的虐待もあるので、定義を明確にして、
子供の手の届かない所に置いておきましょう、ということ」
〇表現の自由の規制ない
--表現や創作活動の自由をめぐり、議論が紛糾しているが
「表現の自由は、今回は問題外です。規制もしていない。
論点をすり替えられているのではないか。有害図書に指定されたとしても、
もし親が教育上必要だと判断すれば、買って読ませることもできる」
--“二次元児童ポルノ”と呼ばれたりするが、漫画などに登場する
「非実在青少年」を対象にするのは難しい、との声もある
「子供に対する性的虐待を描いた漫画などを規制する際は、外国でも
相当な議論があった。しかし、2つの問題点が浮かびあがった。まず、
子供を性的虐待の対象にしていいという誤ったメッセージにつながること。
そして、読んだ子供が、強姦(ごうかん)や虐待されても応じなければいけない、
といった間違った認識を吸収してしまう危険性がある。それで、二次元でも規制が必要、という結果になった国がある」
続きます
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