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・宮崎県の口蹄疫問題で政府が打ち出した方策は全頭処分。大村正樹リポーターによれば、
都農、川南、高鍋、新富の4町を中心とする10キロ圏の約 20万5000頭を、ワクチン接種
したうえで殺処分するという。ワクチン接種はウイルスの感染拡大を抑えるため。これだけの
頭数を埋める場所もおいそれとは見つからないし、人員、重機などの手配も容易ではない。
時間稼ぎをしなければならないのだ。
大村の説明では、口蹄疫が発生すると「非清浄国」になり、牛肉、豚肉などを「清浄国」に
輸出できなくなるという。九州はおろか、北海道のものも輸出できなくなるらしい。国際獣疫
事務局(OIE)のルールでは「ワクチンを投与、殺処分し、3か月間ウイルスが見つからない」と、
「清浄国」に戻れるのだそうだ。
番組が聞いた現地畜産農家の声は、「そういう手段(全頭処分)をとらないとどうしようもない」
「現場は修羅場です。泊まり込みで朝から晩まで消毒しています。どうしてもっと早く動いて
もらえなかったのかと思う」
キャスターの小倉智昭は「永田町では、赤松農水大臣がゴーデンウイーク、海外出張中に
ゴルフをしていたことが問題にされていたけど、そんなことよりも、牛や豚の1頭1頭を
どうやって救うかが大事。おかしなことを問題にする国だなと思う」と話していたが、「反省も
お詫びも必要ない」とする農水大臣の態度は批判されてしかるべきではないか。
いずれにしても、今回の対策で1日も早く「清浄国」に復帰できることを祈りたい。
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※元ニューススレ
・【口蹄疫】赤松農相、「外遊先でゴルフ」を否定 「ありもしない捏造(ねつぞう)だ」
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