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・普天間問題で、政府は、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て
方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。有力案だった「杭打ち桟橋」方式は、米側が
安全・技術面で強い難色を示しているため、断念せざるを得なくなった。
移設問題は迷走の末、移設場所も工法も、現行計画にほぼ近い案に戻る見通しが強まった。
政府は17日から東京都内で開いている日米外務、防衛当局の課長級、審議官級実務者協議で、
米側にこうした方針を提示した。沖縄県幹部にも17日、非公式に伝えた模様だ。政府関係者は
18日、「杭打ち桟橋方式に対する米側の反応は厳しい。協議に持ち出す雰囲気ではない。
こちらももう、考えていない」と語った。
政府が先にまとめた移設最終案は、2006年に日米が合意したキャンプ・シュワブ沿岸部を
埋め立ててV字形に滑走路2本を建設する現行計画を修正し、沖合に杭を打って桟橋を造り、
滑走路を建設する内容だった。しかし、米側は、桟橋方式はテロやミサイル攻撃に弱いことや、
現行計画に基づく環境影響評価以上の手続きが必要となることなどから、強い難色を表明。
このため、政府は、「5月末決着」に向け、米側と一定の合意を得るためには、工法を変えざるを
得ない、と判断したものとみられる。
沖縄県の仲井真県知事は従来、滑走路の沖合移動を条件に現行計画を容認してきた。
名護市でも辺野古区など地元3区は現行計画を容認している。市議会でも、半数近くが
現行計画容認派だ。埋め立て方式の場合、沖縄県内の建設・土木業者が事業に参画しやすく
なる利点がある、との指摘もあり、政府は地元でも一定程度の理解を得られるとみている。(抜粋)
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)
※元ニューススレ
・【普天間】 結局、辺野古「埋め立て方式」へ 「現行計画回帰」との批判避けるため、滑走路の配置などは修正か
スレリンク(newsplus板)
・【党首討論】 鳩山首相 「普天間?現行案以上にいい"腹案"がもうある。腹案だからおおっぴらにできない。もちろん地元の了解得る」★5
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